原則は確認ですが、状況により配慮されます。
遺品の中からちょっと恥ずかしい品物が出てきてしまうという状況は、現場において非常によくあります。
その場合は、もちろん1品1品厳密に確認していただくようなことはせず、『こういう物がいくつか見つかっていますが、廃棄で良いですか?』程度のやんわりとした確認をさせていただきます。
特に、依頼者が女性だった場合はより丁寧に確認のお声がけをさせていただきます。
確認せずに引き取ってしまうと後々のトラブルの原因になる
実は整理業者もエッチなものを依頼者に確認していただくのは少し気まずいものがあります。
ですが、もしその本の中に現金が挟まっていたり、大切なものが紛れていた場合に、確認なしで処分してしまうと、かえって依頼者の方にご迷惑をおかけしてしまうことになりかねません。
なので、たとえ少し恥ずかしいものだとしても、後々のトラブル防止のために、原則として引き取りの品物は一目確認してもらうことを原則としているのです。
恥ずかしいものは生前に整理しておくか、エンディングノートに記載しておく。
なかなか捨てたくないけれども人に見つかると恥ずかしい…。そういった物は、1か所にまとめて段ボールなどに入れておくのがおすすめです。
そのうえで、段ボール箱、またはエンディングノートに『この箱には大切なものは入っていないので、中を見ないで捨ててください』と記載しておく。
そうすれば、これは故人の遺志として処分を希望しているということになりますので、故人の遺志を尊重する遺品整理業者に優先的に処分してもらうことが可能でしょう。
配慮のある経験豊富な遺品整理業者を選ぶことが必要。
遺品整理業界は、参入障壁が低くごみ処理業者出身の整理業者や、リサイクルショップの遺品整理などいろいろな業者が参入しています。
故人の思いを尊重し、ご遺族の方に失礼のない遺品整理が出来る業者は限られています。
このアダルトグッズに関する問題については、経験の少ない業者にあたってしまってご依頼者の方が嫌な思いをするという事例が報告されています。
例えばトラックに積みだすときに外から見える場所に置かれてしまったり、作業中に本の中を配慮なく男性作業員の方がパラパラとみていたりといったお話はよく耳にします。
このようなことがないよう、いい整理では遺品整理の経験豊富な業者のみを厳選して掲載しています。
業者選びに迷うことがあれば、ぜひコールセンター(0120-964-850 無料通話 年中無休 9時~18時)までご連絡ください。