実家の片付けなどの遺品整理はいつやるべき?
実家の片付けなどの遺品整理を行う時期に決まりはありませんが、四十九日法要の後など、親族が一同に集まるタイミングで行うことが多いようです。しかしながら、うまく時間が取れず、遺品整理が進んでいない方もいると思います。そうした方は業者に依頼するなどして、出来る限り早く整理を進めましょう。
もし実家に誰も住んでいない状況であれば、建物はすぐに老朽化してしまいます。人が住んでいない家は換気が行われないので、次第に湿気が多くなります。これにより、カビやシロアリが繁殖し、木材が傷み始めます。また、排水管の水も蒸発し、下水のにおいが部屋に染みついてしまいます。
このように、家は人が住んでいなければすぐにダメになっていきます。そうならないためにも、きちんとスケジュールを立てたうえで、親族とも相談しながら遺品整理を行いましょう。
実家の片付け、遺品整理の進め方
遺品整理を行うには、かなりの時間と労力がかかります。以下、遺品整理の大まかな手順となります。
①スケジュールの確定
②必要なものと不必要ものの分類
③不要なものの処分
④残ったものの分配
それでは、一つずつ解説していきます。
①スケジュールの確定
まずはスケジュールを確定させる必要があります。いつまでに終わらせるか、どの部屋からやるかなど、細かくスケジュールを組むと作業内容が明確になります。また、出来る限り多くの親族が集まれるようにスケジュールを組めると、その後のトラブルも回避しやすくなるでしょう。
②必要なものと不必要ものの分類
次に必要なものと不必要ものを分類します。残しておくものの例として、通帳や印鑑、クレジットカードなどが挙げられます。これらは財産となるので、注意して分類しましょう。その他、契約書類も忘れずに取っておきましょう。
③不要なものの処分
不必要なものとして家電や衣服などが挙げられますが、これらはリサイクルが可能なものですので、リサイクル業者に引き取ってもらいましょう。ゴミとなったものは、各自治体のルールに沿って廃棄しましょう。
④残ったものの分配
残ったもの、特に資産価値のある相続品は親族で分配しましょう。そのほかの遺品は形見分けをします。なお、形見分けの際は、贈与税の対象になるものもありますので、注意が必要です。
実家の片付けにかかる費用、料金相場
遺品整理を業者に依頼する場合の費用相場をご紹介します。
一般的には、料金は部屋の広さにで設定されることがほとんどです。ただし、処分する分量が多ければ、やはり料金も高くなります。逆に、処分するものが少ない場合は安くなります。
以下は、通常、家財整理で行われる作業を含んだ料金となっています。
間取り | 費用相場 |
1K | 30,000円~80,000円 |
1LDK | 60,000円~200,000円 |
2LDK | 100,000円~300,000円 |
3LDK | 150,000円~500,000円 |
※上記の金額は概算となっています。
自分で整理を行う時間がなければ、専門の業者へ依頼するのもよいでしょう。
実家の片付けを専門業者に頼むメリット
遺品整理は、時間も労力もかかり、決して簡単な作業ではありません。たとえ自分一人の時間が確保できたとしても、周りの協力なしには何も進みません。そのように、作業が滞っている状況が続くようであれば、遺品整理業者へ依頼してみてはいかがでしょうか。
遺品整理業者に作業を依頼することで、仕分けから不用品の処分、買取など、すべてを一括で行ってくます。また、部屋を隅々まで掃除しくれるので、放置されていた部屋も安心してお願いすることができます。
遺品整理業者の選び方
遺品整理業者を選ぶポイントは、複数の業者から見積もりを取ることです。
複数の業者からの見積もりを比較することで、大まかな相場を把握することができます。その際に、安すぎる業者や高すぎる業者は怪しい業者の可能性があります。
また遺品整理を行う際は、現場の下見を必要とします。当日の作業をスムーズに行う大事な工程ですので、下見に来ない業者は避けたほうがよいかもしれません。
片付け業者を探すなら「いい整理」
遺品整理には、時間と労力が必要になります。自分だけでやろうと思わずに、業者へ依頼することを候補にいれてみてはいかがでしょうか。
鎌倉新書の「いい整理」では、初めての方でも安心してご利用いただけるようにご相談から作業完了までしっかりとサポートいたします。
専門スタッフが親身に対応いたします。どんな素朴な疑問でも、お気軽にお尋ねください。