家財整理とは
家財整理とは、主に「生前整理」「遺品整理」「空き家整理」など、家財を整理整頓、処分したりすることをいいます。
家財整理には、かなりの時間と労力を必要とします。そのため、自力で行おうとすると、途中で投げ出してしまう可能性があります。また、自分の判断だけでものを処分してしまえば、トラブルにもなりかねません。もし自分で行う場合は、時間や周りの協力など、本当に実現可能かをきちんと判断しましょう。
家財整理の費用相場
家財整理を業者に依頼する場合費用相場をご紹介します。
一般的には、料金は部屋の広さにで設定されることがほとんどです。ただし、処分する分量が多ければ、やはり料金も高くなります。逆に、処分するものが少ない場合は安くなります。
以下は、通常、家財整理で行われる作業を含んだ料金となっています。
間取り | 費用相場 |
1K | 30,000円~80,000円 |
1LDK | 60,000円~200,000円 |
2LDK | 100,000円~300,000円 |
3LDK | 150,000円~500,000円 |
※上記の金額は概算となっています。
家財整理の流れ
個人で家財整理を行う場合は、以下のような流れになります。
①スケジュールの確定
②必要なものと不必要ものの分類
③不要なものの処分
④残ったものの分配
①スケジュールの確定
まずはスケジュールを確定させる必要があります。いつまでに終わらせるか、どの部屋からやるかなど、細かくスケジュールを組むと作業内容が明確になります。
②必要なものと不必要ものの分類
次に必要なものと不必要ものを分類します。残しておくものの例として、通帳や印鑑、クレジットカードなどが挙げられます。これらは財産となるので、注意して分類しましょう。その他、契約書類も忘れずに取っておきましょう。
③不要なものの処分
不必要なものとして家電や衣服などが挙げられますが、これらはリサイクルが可能なものですので、リサイクル業者に引き取ってもらいましょう。ゴミとなったものは、各自治体のルールに沿って廃棄しましょう。
④残ったものの分配
残ったもの、特に資産価値のある相続品は親族で分配しましょう。そのほかの遺品は形見分けをします。なお、形見分けの際は、贈与税の対象になるものもありますので、注意が必要です。
家財整理業者の選び方
自分だけで整理することが難しいと感じたら、業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼すると費用がかかりますが、短時間で作業を進めてくれます。
家財整理業者を選ぶときには、複数の業者から見積もりをとることが大切です。複数の業者からの見積もりを比較することで、大まかな相場を把握することができます。その際に、見積もりが安すぎる業者や高すぎる業者は怪しい業者の可能性があるので注意しましょう。
また家財整理を行う際は、現場の下見を必要とします。当日の作業をスムーズに行う大事な工程ですので、下見に来ない業者は避けたほうがよいかもしれません。また、家財整理士の資格を持つスタッフが在籍しているかも、判断材料してもよいかと思います。
家財整理士というのはどんな資格?
家財整理士とは、弁護士や不用品回収業者などが創設した民間資格となります。
家財整理士は家財の片付けやその問題を解決するため、幅広い知識が求められています。また、相続などの法律の知識も持ち合わせているので、さまざまな状況でも的確なアドバイスをしくれます。
家財整理士の資格を持つためには、一般社団法人日本お片付け協会の通信講座を受講する方法と、家財整理士育成のセミナーを受講する方法があります。
家財整理の相談なら「いい整理」
家財整理には、時間と労力が必要になります。自分だけでやろうと思わずに、業者へ依頼することを候補にいれてみてはいかがでしょうか。
鎌倉新書の「いい整理」では、初めての方でも安心してご利用いただけるようにご相談から作業完了までしっかりとサポートいたします。
専門スタッフが親身に対応いたします。どんな素朴な疑問でも、お気軽にお尋ねください。