引き取られた処分品の行方について
再利用可能な処分品(価値があるもの)について
再利用が可能な処分品のうち、貴金属、宝石、絵画、小切手、着物、ブランド品、骨とう品など、中古の状態でも価値があるものについては、多くの業者で買取が可能なようです。
しかし、遺品整理・生前整理業者の買取は、基本的に古物市場(リサイクル店が競りをする市場)に引き取ってもらうことが多く、買い取り専門店での買取よりも低い査定価格になりがちです。
いい整理では、お見積もりの段階でこういった高価なものがある場合、専門の買取業者を遺品整理業者の前に派遣することで、価値のあるものは高く買取し、遺品整理の費用に充てていただくことが可能です。
再利用可能な処分品(日用品)について
一方、買取専門業者の対象にならない日用品も、買取が可能な場合がございます。これらについては専門の買取業者を呼んでも、交通費と相殺されて高い値段になることはほとんどないので、古物商許可証を保有する遺品整理・生前整理業者に片付けのついでに引き取ってもらうのが良いでしょう。
これらは、引き取られたあと古物市場(リサイクル屋さんが競りをする市場)に回されたり、家電などはクリーニングや修理を経て、東南アジアなど海外に輸出されるなどして再利用されます。
燃えるごみとして処分してしまうのは、処分費用もかかるうえ、地球環境にもよくないので、なるべく使えるものは再利用するように活用されることが多いです。
それでも処分するしかないもの(燃えるゴミ、生ごみなど)は?
上記のようにまだ使えるものを省いたうえで残った生ごみなど、再利用が不可能なものは当然ながら廃棄物として所定の方法で処分いたします。
仏壇や、遺品の衣類、ぬいぐるみ・人形などは?
仏壇などは、多くの業者がお寺や住職と提携しており、魂抜きを行ったうえで処分いたします。
そのほか、衣類やぬいぐるみ、個人の思い入れの強かった物など、特別に供養をご希望されるものについてもご供養の上処分を行います。これらは、都度ご供養を行う場合と、合同供養といって集めた品物を一定期間保管しておき、年数回まとめて法要する場合があります。
もし遺品の供養を希望される品物がある場合は、別料金になる場合がありますので、見積もりの段階で遺品整理・生前整理業者にその旨を伝えましょう。